1歳から2歳までの特徴として、とにかく水が好きでした。
ですので、小さな水の流れがある遊歩道や、河川敷によくいきました。行くと、延々と(本当に延々とです)何かをしています。
石をポチャポチャと入れるのが好きなので、公園などで手ごろな小石があると拾って、私のポケットに入れて歩いたものです。
石を入れてもいいところに行くと、近くに石を置いてあげました。それを少しずつ入れたり、いっぺんに入れたりしながら、水の波紋を飽きずに見ていたのを思い出します。
芸術的な感性が育むのではないかと、淡い期待をして眺めていたものです。
自閉症の特性として水が好きだということは当時知らなかったので、本当に水が好きだなぁと思っていました。
公園の水道を使って、石を濡らしたり、流れを作ったりするのもとても好きで、迷惑が掛からない程度に遊ばせていました。
今でも、水があると、どろを流してみたり、泥団子を作ったりします。水よりもどろどろの粘土のような土が好きで、今では当時のように石を入れて波紋を見るようなことはほとんどしなくなりました。
「波紋を見ていたとき→水に浸かることができて(下の写真のように)感覚遊びへ」と移った後、泥の感覚や水の感覚が遊びに組み込まれて、もっと執拗になったような気がします。
最近になってやっと、水や泥についてはだいぶ淡泊になってきました。