トイレの悩み

おむつが外れたのは、5歳の誕生日をすぎた冬のころだったと思います。

浣腸してすぐにおまるに座らせ、そこでうんちをしたのが、おむつ以外で成功した初めての便でした。

そこからはトントン拍子でおむつはとれ、プールに入れるようになったりと、行ける範囲がだいぶ広がりました。

隣の市に室内プールがある市営の施設があるので、5歳の冬から小1に上がるまでの4か月間くらいは大喜びで毎週2回プールに通ったものです。

自閉症の子は便の問題が多いということを読むときもありますが、けいちゃんも排便については今でもすっきりしない状態です。

1歳過ぎたあたりから病院で便をゆるくするお薬をもらい、それでも座薬を入れたり浣腸をしたりしながら排便をしていました。

薬をモビコールに変えてからは、少なくとも2日に一回は出るようになって、大泣きする浣腸はしなくてもよくなりました。

でも当時からの積み重ねで、おしっこやうんちをすることをあまり良く思っていないのか、我慢してなかなかトイレに行こうとしません。

「おしっこ?」「トイレ行く?」と聞いても、ほぼ100%「いかないっ」と、ぼそっと言ってきます。

いよいよ間に合わなくなると、「葉っぱのトイレ!」と言ってきますが、必ずしもすぐに対応できるわけではないので大慌てです。

何かに集中していると、べっちょりおしっこがついていることもあります。

成功したらシールを貼って、10枚になったらチョコレートをあげたりと、なんやかんやとうれしいことで釣ってみたりもしましたが、いまだにうまくいきません。

特にうんちがダメです。

おしっこは、「おしっこするよ」と言って、けいちゃんの意思に反して連れて行こうとすると反発し、座り込んだり、「行かない!!」を大きな声で言って抵抗する場合があります。

ですからかなり怪しいなと思ったら、「パパのトイレ付き合って」というようにしています。そうすると素直に付いてきてくれて、何事もなかったようにズボンを下げて並んでおしっこをします。

木曜日、クリスマスイブの日は、一日一緒にいました。朝、家を出て、12:00に言葉の教室に行き、サイゼリアでご飯を食べて、バスで移動し、歩いて城山という起伏のある公園へ。しばらく遊んで河川敷を歩き、プールに行きました。

前の日はうんちが出なかったということだったので、様子を見ながらそれっぽい時は「トイレ?」と聞くのですが、「行かない」と言われるだけです。

お昼ご飯の後、ちょっと怪しかったのですが「行かない!」というのでそのままバスに乗り、20分くらいして降りたら、「葉っぱのトイレ!」というので大慌てで公園まで駆け込んでトイレでおしっこをしました。

その後河川敷で中腰になり「おやっ」と思ったのですが、すぐ普通になったので、そのままにしてしまいました。

「なんか変」だと思った時にはもう遅く、ズボンを引っ張ってみると、ちょっとうんちが付いていました。そのまま急いでプールがある施設に走り、受付を済ませトイレに行って、うんちの続きをしました。

プールに入って、そのあとお風呂に入り、帰りのバスを待っている間に、トイレでパンツをさっと洗いました。

この日はプレゼントでもらった絵本を夢中になって読んでいたのですが、そこでもちょびっと漏らしてしまい、2回失敗です。

うんちは以前よりも失敗が増えているかもしれません。

どういう気持ちなのか、もう一度よく想像してみるようにして、何か変わるきっかけが見つかるように真剣に努力してみようと思います。

視覚で見せるとか、カードを示すとか、違う方法があるかもしれません。

   スッキリの絵

左の写真は、最近「スッキリ!」と良く言いながら書いている絵です。

「スッキリ!」と言っている割には、全然お腹はスッキリしない日々が続いています。

  

 公園 走る!
またビオレ好き
  河川敷にて

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