幼いから許されること

様々なことが以前よりは少しだけ困らなくなってきました。

「行くよ」「立って」「後で〇〇してあげるから今は我慢」とかちょっとした指示が通ることが増えました。

延々とどんぐりの殻をむいていて、30分・1時間くらいたって、動こうとしたときに「行かない!」と大騒ぎすることは今はありません。

歩いていて突然しゃがみ、石や土をいじりだして動かないということもなくなりました。この勢いでしゃがまれると力が強くなった時に肩が外れてしまうのではないかと心配したものですが、気が付かないうちにやらなくなりました。

言えばその場は直るので、真剣に〇〇を直さなければと思うことが少なくなっていた気がします。

「手を使って食べる」「気持ちが高揚すると大きな声を出す」「お風呂の水を飲む」などなど、幼いから目立たないけど、直さないといけないことが結構あるのかもしれません。

そんなことを感じたきっかけが、ほぼ毎週通っている言葉の教室に2人で行った際に、時間を意識できないことを相談したことから始まりました。

そこでカードをもらい、ためしに寝る前に使ってみたところ、大きな変化がありました。

もらったカード

お風呂を上がった後、絵本を何冊か持ってくるので読んでから寝ます。

いつもは「〇時までだよ」と言っても、けいちゃんの終了イメージ通りにならないとプチ発狂になるので、全ての絵本を期待しているように読み、結果としてかなり時間をオーバーしていました。

もらったカードに時間を書いて、壁に貼ってから読み出しました。その日は、クリスマスのプレゼントで絵本をもらったので、その本を2回読んで、いよいよメインディッシュのプペルです。

新しい絵本を2回も読んだので、約束の時間まであと10分。絶対に終わらないので早く読もうとしたら、「ゆっくり!」と言われたのでいつも通りに読み出しました。

のこり2分を切って、「時間だからこのページで終わりだよ」と伝えたらびっくりした表情になって「最後まで!」「早く!」と言い出しました。

途中の絵で煙を触って「アッちっち!」と言ったり、ロウソクの火をふうふう消すそぶりをするなど、いつものお決まりのやりとりはせず、今までにない速さで終了しました。

行動が変わる瞬間を久々に目の当たりにして、嫌がるからそのままにしていたことがいくつか頭に浮かびました。

もう一度、いろいろなことを振り返って、大きくなったら困ることを、一つ一つつぶしていこうと思いました。

私はもっぱら外にいるとき担当で、概して甘い対応が多いのですが、幼いときはすぐ過ぎてしまいます。

今回のことでけいちゃんへの期待値を下げていたことを反省し、大きくなったら冷たい目で見られかねないことを、シビアに受け止めて行こうと思いました。

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