6年近く定期的に見ていただいている診察の日でした(参照:新たな希望(3歳2カ月))。
前々回は映画「えんとつ町のプペル」に10回以上行っていて、悪い意味でこだわりにならないか。前回は最近好きなものが全くないこと。そんな相談をしていました。
好きなことから言葉や興味が広がってくること、その広げ方。ゲームやスマホ・タブレットでもいいので、夢中になるものから知識や興味を広げていくこと。
といったアドバイスをもらっていましたが、うまくいっているとは言い難いなかでの診察です。
お薬のことや国語の様子などの話があって、
最後に、
「恥ずかしいということは自然に身につくのですか?」
と聞いてみました。
そうしたら、圭介の両手をとって、
「恥ずかしいぃ~。けいちゃんあぁ恥ずかしいぃ~。」
という様子を見せてくれて、
「恥ずかしい場面でやらないとね」
と教えてくれました。
「えっ。そうか…。」
と思いました。
絵本「おふろでなんでやねん」の、
いりぐちでくつをぬいだら、おとうさんぜんぶぬぎだした。
なんでやねん!
が面白くて、銭湯の入口で裸になってしまって困っていたのですが、
私の反応は、
「ダメ!、ここで脱がない!」
と、あわてて注意していました。
「恥ずかしい」ということは当然教えたことはありません。
けいちゃんがおしっこで追い込まれて「葉っぱのトイレ!」と叫んでちんちん出してしまう際も、
「ここではダメ!」
です。
「ダメ」ではなくて、「恥ずかしい」を教えないといけなかった。
そんなことを気が付かせていただきました。
この日は、夕方大きなお風呂屋さんに行きました。
チケット買おうと券売機でもたもたしていたらけいちゃんの笑い声が聞こえます。
下を向いたら、パンツでした。
「こんな場所で…」
と思いましたが、あわててズボンを履かせて、
「ダメ!」
で終了。
「恥ずかしいぃ~。けいちゃんあぁ恥ずかしいぃ~。」
という反応はまだまだです。